jumbo=Report
レコードジャケット
レコードジャケットはレコードを保護するためのカバーなんですが
この添え物が実にレコードを買うか買わないかの選択の指標になりました。
今は、インターネットでのダウンロード販売等ありますが
この当時(どの当時かなあ)はレコード買わないと音が聞けなかったんです。
金沢医科大学前のメイリョーでは試聴させてもらえたけど、ラジオでも全曲かけなかったので
あとはジャケットで判断ていうことが大変多かったように思います。
特に輸入盤は勝負でした。でも、ジャケットが好きなレコードはたいていはずれがなかったように思います。
これは私が小学生の時に初めて自分で買ったレコードです。
なんかポスターみたいなジャケットですが。
ベィシティローラーズは当時大変な人気でなんと金沢にも来たそうです。
いいえ来ました。曲の最後がコンサートなのにフェイドアウトしたそうです。
当時、ラジオでガンガンオンエアされていたので、レコード買っても
ほとんどの曲を知っていたのでたいへんうれしかったのを覚えています。
叔父が電気屋だったのですごいステレオが家にあったんです。
全部東芝製だったけど。毎日聴いてました。
これは、私の人生を変えた(かなり大袈裟)1枚です。ミッシングパーソンズです。
フランクザッパ(超絶技術志向変態親父、故人です。)の門下生が集まって作ったバンドで
表面的にかなりポップなのですが、いざ曲をコピーしてみるととんでもないことになっています。
ギターマガジン、ベースマガジン、ドラムマガジンのプロが選ぶ今年の(その当時の)ベストアルバムになってました。
全然売れなかったけど、ミュージシャンのためのミュージシャンなんですねえ。
このレコードのCD手に入れるのに3年くらいかかりました。ライブ海賊ビデオも持ってます。
部屋にレコードジャケットを月替わりで、こんな風に飾ってます。
レコードプレイヤーがないので、飾るしか使い道がないのですが
どれも思い入れがあるものばかりで捨てられません。
CDもこのジャケットの大きさで出してくれないかなぁ。かさばるけど。